新潟知事辞任 原発再稼働の先行き混沌 東電再建は視界不良 ニュース 2018年04月19日 0 新潟県の米山隆一知事の辞任を受け、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働は先行きが混沌としてきた。辞職を受けた知事選は再稼働に慎重だった“米山路線”の是非が大きな争点となる見通しだが、新しい知事次第で再稼働の時期が大きく変わる可能性がある。突然の知事辞任で県政の混乱が長引けば再稼働が遅れ、東電の経営再建にも暗雲が立ちこめる。 米山氏は福島第1原発事故の原因や安全な避難方法を調べる県独自の検証には数年かかり、それを終えてから再稼働の是非を判断すると説明。再稼働は当面、難しいとみられてきた。 とはいえ、再稼働に厳しい姿勢だった米山氏の辞任で、再稼働がすんなりと前進するわけでもない。 「問題は後任知事が誰になるかだ…」。東電の関係者は憂鬱な表情で語る。 すでに、原発賛成派も反対派も水面下で後継候補の検討に入っている。 米山氏は平成28年10月、再稼働に慎重だった泉田裕彦前知事の路線継承を掲げて当選。2回連続で慎重派の知事が誕生しているが、現時点で知事選の行方を占うのは難しい。経済産業省のOBは「新潟県知事は鬼門。賛成派も反対派も常に批判を受けるリスクがある」と指摘する。 柏崎刈羽原発は昨年12月、安全対策に関する原子力規制委員会の審査に合格。再稼働に向け、県など立地自治体の同意が焦点となっている。世耕弘成経済産業相は「立地自治体との丁寧な対話が重要だ」と強調するが、県政の混乱が続けば、同意に向けた手続きも停滞する。 東電が進める経営再建計画は、早ければ平成31年度に柏崎刈羽原発が再稼働することが前提となっている。再稼働が進まなければ、巨額の賠償や廃炉費用を捻出するため、経営戦略の見直しも迫られる。引用:新潟知事辞任 原発再稼働の先行き混沌 東電再建は視界不良 PR