ガソリン価格上昇→この時期はつらいねぇ~ ニュース 2018年01月25日 0 石油製品の価格上昇が続いている。ガソリンの平均小売価格は約2年半ぶりの高値となり、寒さに伴い需要が高まる灯油も18週連続で価格が上がった。暮らしや仕事を支える燃料のコスト増加で、家計にも企業にも厳しい冬になっている。 ⇒【画像】ガソリンと灯油どれくらい高騰してる? 「満タンにすると高いので一度に入れる量を控えています」。23日、福岡県久山町のガソリンスタンドに給油に来た主婦の山根理紗さん(34)はこぼす。保育園に通う子どもの送り迎えがあるため、車は欠かせない。この日は2千円分だけ給油した。仕事で車を使い、月5回は給油するという同町の自営業男性(71)は「負担がきつい。なるべくエンジンをふかさないように運転している」と語る。 厳しい寒さで暖房が欠かせない時期。灯油の価格上昇も家計に響く。18リットル入りのタンクに月に2、3回給油している福岡市東区の無職男性(65)は「わが家の暖房は石油ストーブなので灯油が必需品。給油のたびに値上がりしている気がする」とため息をつく。 事業者にも打撃 経済産業省資源エネルギー庁が24日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格(22日時点)は、前週比1円40銭高い144円60銭。5週連続の値上がりで、2015年7月以来の高値水準となった。灯油は18リットル当たりで21円高い1572円と、15年1月以来の水準。 九州7県はガソリン147円70銭、灯油1621円。製油所からの輸送費がかかるため全国より高めで、消費者の負担は大きい。 調査した石油情報センターによると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国の協調減産が続くとの見方から、原油価格が高止まりしている影響が出ているという。 石油を頻繁に利用する事業者にも打撃だ。福岡県志免町の物流会社シティーラインの田浦通社長は「荷主に運賃値上げの交渉をしていく必要がある」と訴える。一本釣り漁が盛んな長崎県の上五島町漁協の切江英臣業務部長は「1年間で船舶用のA重油が1リットル当たり20円ほど上がった。沖に出る漁が盛んになる春には、どのくらいの価格になっているのか」と懸念を示した。 =2018/01/25付 西日本新聞朝刊= 引用:負担きつい ガソリン価格上昇 PR