日本人の「海離れ」が止まらない理由 ニュース 2018年07月15日 0 「日本の海で泳いだのはいつだったか?」。夏が来るたび海水浴に出かけたのは遠い昔。小麦色の肌ははやらず、美白が好まれる時代。向かうのは、直射日光が照りつける海ではなく、日焼けの心配がない夜のプールだ。日本から海水浴は姿を消すのか。海の家など海洋建築が専門の日本大学理工学部の畔柳昭雄・特任教授が解説する。日本人の「海離れ」が止まらない理由◆海が敬遠され、内陸部に人工ビーチ 最近は海水浴を敬遠する小学生が増えている。日焼けを嫌い、海水が体にべとつくのが嫌だという。昨夏には都心の便利な場所にあるホテルなどが「ナイトプール」と銘打ち、夕方から営業。若者はプールに向かった。海のない東京都立川市に砂を敷き詰め、バーベキューができる「タチヒビーチ」もオープンし話題になった。 一方、海水浴場の影は薄くなりつつある。 海水浴場の砂浜の減少が伝えられているが、新潟県長岡市の寺泊中央海水浴場の砂浜は、信濃川から流入する土砂堆積のために、年々幅が広がり、汀線(ていせん)付近にあった海の家が海から遠く離れ、2004年に閉鎖や転業に追い込まれた。日本観光振興協会によると、翌05年には国内の海水浴場の数は1277だったが、10年に1203、15年に1128、17年に1095と減少の一途をたどっている。 「レジャー白書」(日本生産性本部発行)によると、1998年に海水浴はレジャーの中で18位だったが、99年以降は20位を下回るようになった。海水浴客数は2011年に1000万人を割って910万人、15年には760万人まで減少した。◆湘南海岸に1日50万人 1980年代、海水浴の人気は最高潮に達し、全国の海水浴場はどこも「芋の子を洗うよう」と揶揄(やゆ)されるほど賑(にぎ)わった。89年8月14日の読売新聞には、湘南海岸(神奈川県)で51万2000人の人出を記録したという記事が掲載されている。 海水浴シーズンが近づくと、電車の中刷り広告やデパートのチラシ、商品ポスターなどに海水浴関連の商品や風景が印刷された。湘南海岸では、飲料メーカーや化粧品会社などがこぞって海の家を開いた。化粧品各社は肌を小麦色に焼くための日焼けオイルを販売。海水浴場にオイルの臭いが漂うほどで、若者は皆、日焼けを競い合った。海水浴は各社にとって、欠かせない市場創出の場だった。 このほか、TUBEやサザンオールスターズらによる湘南サウンドと呼ばれる音楽が若者らに支持され、湘南海岸は憧れの的となった。サーフィンやヨットなどのマリンスポーツの格好良さもあいまって、サーファールックなどのファッションも生み出された。こうして、湘南海岸は避暑地・軽井沢と並ぶ夏場の人気スポットとなった。 しかし、海水浴への逆風は既に70年代後半から始まっていた。海域への生活排水の流入や海の家が排出する汚水の影響による水質汚濁だ。 80年代まで海水浴は国民的な一大行事で、交通渋滞や駐車場不足などが問題となった。若い女性らは海外旅行に向かい、国内の海水浴場は敬遠されるようになった。90年代は地球環境への関心が高まり、オゾン層破壊や紫外線による皮膚がんなどへの懸念から日焼けした小麦色の肌を見せるCMが姿を消す一方で、「UVカット」への関心が高まった。 「素肌に太陽光線を浴びるとシミになる」「紫外線を一日何時間以上浴びてはいけない」といったことが囁(ささや)かれ、海水浴場に行くのをためらう人々が出現。特に母親世代が行かなくなり、小学校の臨海学校中止もあり、子どもたちが海と接する機会が減っている。2011年の東日本大震災の津波被害や、最近では遊泳区域でのサメ出現情報の増加なども海から遠ざかる要因になっている。◆葛西臨海公園で海水浴 しかし明るい兆しもある。海水浴場の復活に向けた新たな取り組みが始まっている。葛西臨海公園(東京都江戸川区)の人工干潟「西なぎさ」では、NPO法人「ふるさと東京を考える実行委員会」がカキを用いた海水浄化を行い、12年当初は「水に顔をつけない」「腰までの深さで遊ぶ」の条件付きながらも、8月の土・日曜限定で海水浴ができるようになった。東京都が2015年に海水浴場開設基準を満たしていると判断、海に入る際の条件も解除され、東京湾で50年ぶりに海水浴場としての海開きが行われた。 新潟県佐渡市達者では、私やゼミ学生、地域おこし協力隊員らが海水浴場を復活させる取り組みを進めている。海の日の7月16日には、地元の竹林から切り出した竹を使った海の家や日除けをつくる予定だ。 神奈川県内の海水浴場では、一色海水浴場(葉山町)が17年に「世界のビーチ100選」に選出された。由比ガ浜海水浴場(鎌倉市)は、海水浴客へのサービスと質を体系的に評価する国際環境認証としてのブルーフラッグ認証を取得した。 このように、環境整備や海水浴客の居心地向上に積極的に取り組むことで、高い評価を得る海水浴場もあり、海水浴場ごとの個性を重んじる気風も育まれてきた。 これまでと違ったサービスや空間に一工夫凝らした海の家が現れ、海水浴客を呼び戻すのに一役買っている。カフェ風のおしゃれなスタイルやアジア調、南国のビーチ風と新感覚の海の家が次々に登場し、海水浴客以外も呼び込んでいる。 最近の海の家の傾向は、「グラマラス化」や「グランピング(グラマラス+キャンピング)」にある。ホテルのようなサービスをアウトドアで楽しめるのがウリだ。海辺に立つ大型テントをグループやカップルが占有し、上質なサービスが受けられる。◆海辺のBBQ先進県・沖縄 沖縄県民は海であまり泳がないが、友達が集まると、海辺でバーベキュー(BBQ)パーティーを開く習慣がある。近年整備された県内のビーチでは、背後に芝生広場がつくられ、BBQテーブルが多数設置され、駐車場やシャワーも完備。こうしたビーチは、休日にはBBQを楽しむ人たちで賑わい、ビーチバレーに興じる姿も見られる。 同県では1975年の沖縄海洋博開催を機に、海水浴場からビーチに名称を変更。BBQ広場を備えたビーチ整備は、アメリカ・ハワイやオーストラリア・ケアンズの海浜で見かける「ビーチ&パーク」と類似している。公園と海浜を一体的に整備することで、来訪者がBBQとビーチスポーツ、マリンスポーツを堪能できるようにしており、海浜でのレクリエーションの多様化に貢献している。 海水浴を単に泳ぐことだけで捉えるのではなく、それがもたらす効能を細分化して捉えることも重要だ。忘れがちなのは、海水浴全盛期に親子の会話や絆、信頼関係を深めることに大いに役立ったことだ。海水浴の機会が減り、親子のスキンシップも減ったと思われる。そうした場としての海水浴場を見直すと、新たな価値も見えてくる。地球温暖化が叫ばれて久しい。今年は4月下旬から気温上昇が続き、関東甲信地方は6月に梅雨が明けた。こんな蒸し暑い時に、素足を海に浸すことを想像するだけで、清涼感が広がる。 夏の海水浴以外にも、4~5月は素足で渚(なぎさ)の散歩、10~11月は秋風に吹かれる。12月~翌年3月は厳しい寒さを体感する。こんな四季折々の多様な楽しみ方ができるのが、海の豊かさだ。◎畔柳 昭雄( くろやなぎ・あきお ) 1952年生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。同大理工学部海洋建築工学科教授を経て特任教授。ジムのプールで800メートル泳ぐのが日課。引用:日本人の「海離れ」が止まらない理由 PR
自民の世襲制限、骨抜き…「逆差別だ」批判噴出 ニュース 2018年07月14日 0 自民党の「党・政治制度改革実行本部」(本部長=塩崎恭久・前厚生労働相)は13日、党改革に関する提言をまとめた。焦点だった党所属国会議員の世襲制限については、原案から後退した。 同日の実行本部全体会合で提言を了承した。今国会中にも安倍首相(党総裁)に提出する予定だ。送料無料で古本買取 エコブックス 提言では、国政選に向けた公募での候補者選考には「必要かつ十分な時間を確保しなければならない」とし、注釈に「24か月」と明記した。選挙直前に議員が引退表明し、なし崩し的に親族が後継となるケースを防ぐのが狙いだ。実効性を担保するため、党選挙対策委員長が各選挙区を「適切に指導する」ことも求めた。 原案では、引退議員が親族を後継としたい場合、任期満了の2年前までの引退表明を義務づけた。しかし、「逆差別だ」などと批判が噴出し、「地元の後援会と一緒に離党する」(ベテランら)とけん制する向きもあった。こうした声に配慮し、「骨抜きの表現になった」(若手)格好だ。引用:自民の世襲制限、骨抜き…「逆差別だ」批判噴出
東尾修「オールスターの出場規定、見直す時期じゃないか?」〈週刊朝日〉 ニュース 2018年07月14日 0 野球の「真夏の祭典」オールスターゲームが7月13日に京セラドームで、14日に熊本で開催される。私も解説で熊本に行く予定だ。今年は常連メンバーに加え、新しい力、そして、かつて常連だった懐かしい面々も選ばれている。機能性表示食品の一目瞭然W 中日の松坂、ヤクルトの青木、巨人の上原といったメジャーでも活躍した選手たちはファン投票での選出でもある。「球宴で見たい!」という期待の大きさの表れだと思う。さらに巨人の岡本、オリックスの19歳右腕山本など新しい力も加わり、盛り上がるのではないかな。 ただ、そんなファンの思いを大切にしなくてはならないと同時に、選手のことを考えると、出場規定について考えなきゃいけないことがある。野球協約第86条に定められている「出場選手の自動抹消」である。そこには「オールスター試合に選抜された選手が、オールスター試合出場を辞退したとき、その選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団のオールスター試合終了直後の年度連盟選手権試合が10試合を終了する翌日まで、再び出場選手登録を申請することはできない。オールスター試合前から出場登録を抹消されていた場合も同様の扱いとする」とある。 つまり、どんな故障状況であろうと、出場が決まった選手が辞退する場合、後半戦の最初の10試合は出場できない。 球宴には「ファン投票により選出された選手は、投手を除き2試合とも9回終了までに必ず出場させなければならない。また、ファン投票で選出された投手およびファン投票以外で選出された選手は、2試合を通し必ず出場させなければならない」との規定がある。故障の有無にかかわらず、10試合のペナルティーを受けたくない場合は、無理やりでも出場する必要があるということだ。 このコラムを執筆している時点でいえば、松坂は背中の痛みもあって6月8日のソフトバンク戦を最後に登板していない。球宴までの日数も少ないし、公式戦で満足に投げることなく、球宴にほぼぶっつけ登板になる可能性もある。青木は、6月30日の阪神戦の頭部死球を受け、7月5日に脳振盪特例措置を申請して登録を抹消された。こちらも球宴にはぶっつけに近い形になるだろう。 性善説を説くつもりはないが、体のどこも悪くないのに出場を辞退する選手はいないと信じる。投手の登板間隔に関しても、前半戦最終戦に先発した投手は2戦目に回るなどの補足規定を設ければいいのでは、とも考える。何十日も投げていない投手、そして脳振盪の後遺症が心配される野手がいる。いま一度、しっかりと規定の在り方を考えないと、選手、そして各球団にとって、球宴開催に頭を悩ませることになってしまう。 毎年のように議論が出る案件である。昨年は投手で選出されながら投手として出場できない大谷翔平(当時日本ハム)に対し、野手で出場できるようルールを策定した。わずか数日でコンセンサスを取った日本野球機構(NPB)と12球団は素晴らしかった。今度は出場規定、罰則規定の在り方も議論してほしいと思う。ファンも中途半端なプレーは願ってはいないと思うから。引用:東尾修「オールスターの出場規定、見直す時期じゃないか?」〈週刊朝日〉
「ネット書店課税」要望報道で批判噴出「課税しても町の本屋は戻ってこない」 ニュース 2018年07月13日 0 自民党の「全国の書店経営者を支える議員連盟」(会長:河村建夫衆院議員)が7月12日に開いた会合で、出席した書店経営者から「インターネット書店課税」の創設をもとめる要望があがったと報じられて、さっそく物議をかもしています。弁護士が経営する業界初の探偵会社だから安心!ネット上では「時代遅れも甚だしい」「ネット書店に課税をしても消えていった町の本屋は戻って来ない」といった批判や呆れ声が噴出している状況です。●ホリエモン「これはクズ過ぎる要望」と批判報道によりますと、この日の会合に出席した書店経営者は、インターネットによる書籍販売が普及して、実店舗の経営が圧迫されているとして、「われわれは固定資産税を払っている」「区別を図ってほしい」と、うったえたということです。ネット書店の台頭や雑誌の売上減によって、街からリアル書店(実店舗)が消えていっているといわれています。しかし、今回の要望をめぐっては、ツイッター上には、同情よりも、批判がたくさんあがっています。ホリエモンの愛称で知られる実業家、堀江貴文さんは「これはクズ過ぎる要望。頭おかし過ぎる」と投稿して、今回の要望を痛烈に批判しました。また、一般のユーザーは「ネット販売と実店舗とを共存させて成功している書店だってある。ネット書店を排除しようなんて発想、時代遅れも甚だしい」「ネット書店に課税をしても消えていった町の本屋は戻って来ないよ」などと厳しい意見をあげています。本好きだというユーザーも「『街に本屋があったほうがいいよね』と考えてくれる人が今はまだそれなりにいて(それが唯一の大きな希望なのだけど)、そういう人達すら呆れさせてしまうような、敵に回してしまうような愚策」「気持ちはわかる。けど消費者の利便性を無視した既得権は守れないと思う」と呆れ返っています。●議連の目的「書店と出版社が将来とも存続できるよう環境を維持する」そもそも、自民党の「全国の書店経営者を支える議員連盟」とは、どんな組織なのでしょうか。議連の事務局長をつとめる伊東良孝衆議院議員のブログには次のように書かれています。「出版物には、文化的役割、情報収集支援的役割、教養的役割、娯楽的役割など国民生活の充実及び国民の民度アップに欠かせない役割があります。しかし近年、電子図書やSNSの普及、AMAZONや大手通販の拡大により、書店や出版界を取り巻く環境が大きく変わり、書籍の発行部数、種類数や販売部数等の減少が続き、それに伴い書店数や出版社数も減少が続いています。この議員連盟は、日本の書店と出版社が将来とも存続できるよう環境を維持し、更には作家の創作活動と国民の読書文化を継続発展させる目的で発足いたしました」議連会長の河村氏は、この日の会合で、要望に対して「さらに議論を深めたい」と応じたそうです。いずれにせよ、ネット書店を利用するユーザーが増えている状況にはかわりません。今後の議論の行方に注目があつまりそうです。(税理士ドットコムトピックス)引用:「ネット書店課税」要望報道で批判噴出「課税しても町の本屋は戻ってこない」
東京医大が裏口入学リスト…受験生や親の名前 ニュース 2018年07月13日 0 文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件に絡み、受託収賄容疑で逮捕された同省前局長の佐野太容疑者(58)の息子を不正に合格させたとされる東京医科大学(東京)が、過去に不正合格させた受験生やその親の名前などが書かれた「裏口入学リスト」を作成していたことが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、同大側から複数のリストを入手しており、同大が不正入試を繰り返していたとみて調べている。あなたの手をふっくらハリのある若々しい手へ導く『ハンドピュレナ』 特捜部の発表などでは、同大の臼井正彦前理事長(77)は、佐野容疑者に同省の私大支援事業の選定に便宜を図ってもらうよう依頼。その見返りとして、鈴木衛(まもる)前学長(69)とともに、今年2月の入試で佐野容疑者の息子の点数を加算して合格させるよう学内で指示したとされる。2人は特捜部の任意の事情聴取にこうした経緯を認めている。引用:東京医大が裏口入学リスト…受験生や親の名前